食いもん礼賛〜おひとりさま食探訪日記

当たりはずれも楽しみのうち…

昼食探訪14

今日の昼ご飯は神田司町、一八通り沿いにある江戸前天ぷらの老舗「八ッ手屋(やつでや)」へ。先日の「錦町更科」の帰り、たいそう風情のある天ぷら屋があるなと思っていたら、創業100年を超える老舗とわかり、これは行かねばと思った次第。

f:id:SyakugakuSen:20210519120401j:image

1914年創業。老舗感全開の外観

f:id:SyakugakuSen:20210519120649j:image

真新しい藍の暖簾が気持ちいい

ここは天ぷらよりも天丼の方を推しているようで、値段もかなりリーズナブル。まさに庶民の天丼屋、という感じ。

先に注文と会計を済ませるシステム。天丼の中を頼み好きな席へ。

f:id:SyakugakuSen:20210519121055j:image

入り口を眺めながらの席がやはり雰囲気が良い

お茶とたくあんの漬物が先に出され、天丼と一緒に珍しいにゅうめんのお吸い物が。

f:id:SyakugakuSen:20210519121219j:image

いかにも江戸前天丼、というビジュアル。タネは海老天2匹とゲソのかき揚げ。ごま油で揚げられたややモチモチとした衣に甘辛いたれ、実に江戸前、これぞ江戸前、という味。もちろん天ぷらもご飯もアツアツだ。

これで800円は安くないか?と思うのだが、上天丼でも1,100円と、まさに庶民の味方。

大将と店員のおばちゃんの他愛ない会話のやりとりを聞きながら、実に良い雰囲気の昼食を過ごした。

「八ッ手屋」

 天丼(中)800円

 再訪レベル★★

ごちそうさまでした。