今日の昼ご飯は神田司町、一八通り沿いにある江戸前天ぷらの老舗「八ッ手屋(やつでや)」へ。先日の「錦町更科」の帰り、たいそう風情のある天ぷら屋があるなと思っていたら、創業100年を超える老舗とわかり、これは行かねばと思った次第。
1914年創業。老舗感全開の外観
真新しい藍の暖簾が気持ちいい
ここは天ぷらよりも天丼の方を推しているようで、値段もかなりリーズナブル。まさに庶民の天丼屋、という感じ。
先に注文と会計を済ませるシステム。天丼の中を頼み好きな席へ。
入り口を眺めながらの席がやはり雰囲気が良い
お茶とたくあんの漬物が先に出され、天丼と一緒に珍しいにゅうめんのお吸い物が。
いかにも江戸前天丼、というビジュアル。タネは海老天2匹とゲソのかき揚げ。ごま油で揚げられたややモチモチとした衣に甘辛いたれ、実に江戸前、これぞ江戸前、という味。もちろん天ぷらもご飯もアツアツだ。
これで800円は安くないか?と思うのだが、上天丼でも1,100円と、まさに庶民の味方。
大将と店員のおばちゃんの他愛ない会話のやりとりを聞きながら、実に良い雰囲気の昼食を過ごした。
「八ッ手屋」
天丼(中)800円
再訪レベル★★
ごちそうさまでした。