フェニーチェ堺は昨年全国古墳サミットで訪れた。その時に見つけた公演を予約して今日に至った、というわけだ。
チケットが会館引取だったため早めに訪問し(引取のルールに若干ゴタゴタがあったのだが)無事チケットを入手して腹ごしらえ、とする。
堺東駅の西側には商店街が広がっており、その中の細い路地に密集した飲み屋街の一角にある「まるは」へ訪問。
駅の南側あたりとは対照的に昭和の面影が広がる
さらに細い路地に飲み屋が軒を連ねる
「まるは」。店内はかなり狭い
店内はL字のカウンターで7席ほど。しかしこのご時世7人は無理だと思えるほど狭い。せいぜい5人といったところだ。冬場なのでコートを脱ぐことも出来ず、着込んだままでの食事となるのも辛い。
メニューはカツ丼のみで、あとはかつダブルや玉子追加などしかない。潔い。
というか、それしか出せないぐらいとにかく狭い。
カツ丼に玉子追加で注文し、前金を払ってしばらく待つ。カツは注文してから揚げるようだ。
最近はグーグルマップのレビューで事前に値段を確認してから来ても、どの店も必ずと言っていいほど値上げされている。まあしょうがないのだがやはり注文する時のショックは大きい。
これをカツ丼と言わずしてどう言うのか、という見た目
とにかく誰もが「カツ丼ってこうあるべきでしょ」と思うイメージが具現化されている。
が、味付けに関しては想像するような甘辛さはなく、カツの身も脂身の少ないあっさりとした食感で、場所や店内の雰囲気とは裏腹にむしろ上品な料理に仕上がっていると感じた。玉ねぎが入っていないことも関係するかもしれない。なのでご飯の量は多かったが(これも少なめ、というカスタマイズは出来るようだ)サラリと平らげることが出来た。
「まるは」
カツ丼750円
玉子追加50円
再訪レベル★★
ごちそうさまでした。