今日の昼ご飯は神田駅から出世不動通りを3分ほど歩いた所にある老舗蕎麦屋「浅野屋本店」へ。
1872年創業。赤穂浪士の浅野家に由来のある屋号
開店は11時からとあるが、11時を過ぎても開く気配はなく、コロナ禍で休業か開店時間をずらしてるのかな、と思ったら女将さんが出て来た。少しルーズな店のようだ。まあそれも老舗らしくはあるが。
中に入ってお待ちくださいとのことだったのでしばらくお品書きを見ながら待つ。老舗ながら値段はそれほど高くないようで、鳥せいろを注文(ホントは肉せいろを頼むつもりが思わず間違えた)。
開店後すぐなので後客はない。店構えが多少入りにくいのもあるかもしれないな、など考えていると供される。
つけつゆには鶏肉が5、6枚、さらにつみれがひとつ。これは思いがけない嬉しさ、鳥せいろで良かったと思った瞬間。つゆは甘みが少なく辛めで、白ネギの甘さが引き立つ。鶏肉もつみれも美味い。そしてそば。まず、かなり細い。他の老舗店よりも細切りで、鶏肉の旨味が足されたつけつゆによく合う。他店の二八と違い、外二ということでよりそばっぽいかもしれないが、気のせいか。量も1枚にしては申し分ない。
のど越しが良くて美味かったのだが、残念ながら締めた水がややカビ臭く、そばやつゆの味が少し損なわれてしまっていた。コップの水もそうだったので、水の管理さえしっかりすればもっと美味しく味わえると思う。
レジにあった冊子。しっかりいただいた
「浅野屋本店」
鳥せいろ1,050円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。