食いもん礼賛〜おひとりさま食探訪日記

当たりはずれも楽しみのうち…

昼食探訪45

今日の昼ご飯は大阪御堂筋ビル(旧伊藤忠ビル)地下1階にある「ニュー上海御堂筋店」へ。

ビル地下の雰囲気がすでに昭和f:id:SyakugakuSen:20210720140055j:image

ニュー上海は本町界隈はここと瓦町の本店のみとなったが、とにかくニュー上海と言えば天津焼飯、天津焼飯と言えばニュー上海と言うぐらい有名だ。

もう一軒、天津カレー焼飯で有名なのが北浜にある「龍門」で、ニュー上海と共に本町界隈天津焼飯のツートップである。

さて、ニュー上海の天津焼飯のデフォルトは餡なし普通の焼飯だが、餡かけやカレー焼飯や、大盛などのカスタマイズも可能。今回は(というかいつもだが)普通の天津焼飯の並を注文する。

瓦町本店もかつてあった本町店も天津焼飯は「テンヤメ」、焼そばは「ヤソ」、という厨房への符牒だったが、ここは「テンヤキ」だった。どうでも良いが。

瓦町本店に比べ「ヘルメット感」に乏しいビジュアルが少し残念f:id:SyakugakuSen:20210720141209j:image

さて、見た目は少し少なめかな?と思わせる外観だが、やはり量は多い。覆いかぶさっている玉子もボリュームがある。この玉子に胡椒をかけて食べるのがこの店のしきたり。焼飯の味付けが本店よりあっさり目か。

しかし美味い。焼飯のパラパラ感と玉子のフワフワ感が絶妙。餡がないのでよりそのダイレクト感が強い。

また腹一杯になってしまった。

「ニュー上海御堂筋店」

 天津焼飯750円

 再訪レベル★★★

ごちそうさまでした。

昼食探訪44

今日は京都のラボに用事があったので昼ご飯もラボの近く、西大路通り沿いの「やたいや吉祥院店」へ。

夜は居酒屋。店内は屋台風f:id:SyakugakuSen:20210719182327j:image

居酒屋のランチメニューは値段も手頃でなかなか美味いところが多い。この店もそんな雰囲気のする店だ。

メニューは色々あるが、ここは無難に唐揚げ定食を注文。

開店と同時に入ったのと場所柄もあって空いている。店内もゆったりとしておりコロナ対策もバッチリだ。

そうこうしているうちに到着。

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唐揚げは揚げたて、衣はカリッと中はジューシー、という期待を裏切らない美味しさ、付け合わせのサラダも美味しいし、赤だしも京都の定食では珍しいが美味い。とにかく美味い尽くしで満足。

他のランチメニューや夜もメニューも気になるところ。

「やたいや吉祥院店」

 唐揚げ定食748円

 再訪レベル★★

ごちそうさまでした。

 

昼食探訪43

今日の昼ご飯は自宅近くの中華料理店「山丁」へ。

7月8月と、市から配布された【地域活き活き商品券】が市内の飲食店で使えるので再訪。

そのせいか、11時半の訪問でギリギリセーフ、満席となった。出前も含め盛況、ご夫婦2人でのツーオペ対応がかなり大変そうだ。

今日は1人ではないので色々な料理を楽しめる。手作りシューマイ、グリーン焼飯、海老の天ぷら、鶏の唐揚げ、そして瓶ビールを注文。

定番手作りシューマイ。これだけでこの店に足を運ぶ価値があるf:id:SyakugakuSen:20210717123621j:image

海老の天ぷらは衣の玉子感が感じられる一品f:id:SyakugakuSen:20210717123627j:image

鶏の唐揚げ。間違いない美味さf:id:SyakugakuSen:20210717123632j:image

名物グリーン焼飯。あっさりフワフワ、ごま油の香りが食欲をそそるf:id:SyakugakuSen:20210717123645j:image

ということで、町中華をしっかり堪能したのだった。

「山丁」

 手作りシューマイ420円

 海老の天ぷら930円

 鶏の唐揚げ760円

 グリーン焼飯650円

 瓶ビール550円

 再訪レベル★★★

ごちそうさまでした。

 

昼食探訪42

今日の昼ご飯は関目高殿森小路間の旧京街道から少し東へ入ったところにある「井原食堂」へ。

慣れないとなかなか入りにくい入口f:id:SyakugakuSen:20210716175431j:image

ここはかつて大阪の住宅街にどこにでもあった「近所のうどん屋さん」の雰囲気を残す食堂で、最近では少なくなった大阪うどんを味わえるのも貴重だ。

ザ・昭和な店内。おでん(いや、関東煮が正しい)や巻き寿司、いなり寿司なども食べた分だけ自己申告制f:id:SyakugakuSen:20210716173649j:image

今日はしっかり食べたいので、玉子丼とかけそばを注文。注文も何しましょ?とは聞かれないので、しっかり自分から伝えるのもこの店の流儀。

他に、玉子とじうどんのうどん抜きである「玉吸い」や、カレーうどんの海老天乗せなど、様々な客の要望に応えてくれるのもこういう店ならでは。

丼は蓋をされてくるのも貴重f:id:SyakugakuSen:20210716173935j:image

まずかけそば。そば自体には何も期待するものはないが、つゆはやや塩気の強い、それでいてだしの効いたあっさりとした味が喉を通るとホッとした気分にさせる。この感じは東京のかけそばのつゆにはない。

続いて玉子丼。こちらは逆にしっかり濃い目の味、かけそばのつゆとの対比が絶妙。

ここ数年で結構値上がりしたが、それでもまだまだ庶民的な値段で、昔ながらの大阪のうどん屋さんを堪能できる。

「井原食堂」

 玉子丼470円

 かけそば360円

 再訪レベル★★

ごちそうさまでした。

夕食探訪⑩

今日の晩ご飯は「大阪王将地下鉄関目店」。

餃子の王将」も「大阪王将」も東京では行かなかったので(この類の店だとほとんど「日高屋」だった)、半年ぶりの訪問。

プレモルも半年ぶり。美味い!f:id:SyakugakuSen:20210715183730j:image

王将系は店によってメニューも味もばらつきがあるのが面白さでもあり困る部分でもあるのだが、お気に入りを見つければチェーン店ながらそのためだけに行く価値が出る。

ここ地下鉄関目店でのお気に入りは、天津焼飯、カレーちゃんぼん、牛バラ焼肉定食、きゅうり漬け。今回は箸休めのきゅうり漬けと天津焼飯を。

町中華の老舗店が自家製で作ってそうな古漬け具合f:id:SyakugakuSen:20210715183800j:image

きゅうり漬けは酸味と辛味、カリカリっとした食感、とにかく美味い。

そして天津焼飯。

褐色の餡に浮かぶ光沢のある球体がまるで芸術作品のようだf:id:SyakugakuSen:20210716125557j:image

正直言って焼飯自体はたいしたことがないのだが、餡かけ天津へとバージョンアップすると俄然美味しさを発揮する。

大阪王将地下鉄関目店」

 天津焼飯680円

 きゅうり漬け300円

 瓶ビール530円

 再訪レベル★★

ごちそうさまでした。

昼食探訪・備忘録⑦

東京から帰任する前にもう一度行きたかった店がある。

御徒町駅高架下にある「老酒舗」という店だ。

まるで北京の安食堂のような外観f:id:SyakugakuSen:20210714181708j:image

外観だけでなく、入口のすぐ横が厨房になっていることや、店の人全て中国人であることなども含めてかなり本場の雰囲気を出している。なかなか楽しい。

メニューも当然日本風にアレンジされていない、ローカル色豊かなもので、味付けも慣れないと戸惑うかもしれない。しかし、中国に駐在したり出張したりして本場の味を知ってるなら、懐かしさもあってかなり楽しめる。

お決まりの拌干豆腐丝。あれば必ず注文f:id:SyakugakuSen:20210714181227j:image

麻婆豆腐。ゴロっとした肉が珍しいf:id:SyakugakuSen:20210714181538j:image

油菜と豚肉の炒め物。香港飲茶で出そうな料理
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モツ煮込み。香菜が効いてとにかく美味い
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焼そば。完全に上海炒面の味。超好吃!
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どれもこれもとにかく美味しくて、帰任前に行きたかったが、残念ながら叶わなかった。

また上野界隈を訪れる機会があれはぜひ行きたいお店の一つ。

「老酒舗」

 再訪レベル★★★

 

昼食探訪41

今日の昼ご飯は南本町通り沿い、丼池筋から東へ少し入ったところにある「煌楽(きらく)」へ。

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以前と変わらぬ外観だが中は拡張されていた

この店はかれこれ5年以上訪れていないが、以前はランチのヘビロテ先のひとつだった。

久しぶりの訪問、入口から右側が拡張されていて広々としている。

メニューは昔から変わらない。お気に入りのチキン南蛮フライ定食(中)を注文。

とにかく、テンカラ定食が有名で、名前の由来は唐揚げが10個乗っていたかららしいが、増えに増えていつの間にかテンカラ定食だと18個ぐらいになったそうだ。

しかも中、というのはレギュラーサイズより小さめの盛付けなのでややこしい。普通は大盛り、中盛りはレギュラーサイズより多いことが多いのだが。

また、他の定食でもデフォルトで唐揚げ7、8個は必ず乗っかってくるので、大変なボリュームだ。

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チキン南蛮が2枚、唐揚げが7つで少なめの中サイズ

唐揚げはムネ肉で、衣少なめ下味しっかり、というスタイル。ひとつひとつが小さめなので割とパクパクいける。チキン南蛮の方も味付けはしっかりしてるが肉自体はアッサリしておりそれほど辛くはない。

…が、やはりなかなかの量。久しぶりに美味いものを腹一杯食った、という満足感と満腹感が両立した昼ご飯だった。

「煌楽」

 チキン南蛮フライ定食中770円

 再訪レベル★★★

ごちそうさまでした。