昼食探訪52
今日の昼ご飯は京阪千林駅から千林商店街を入ってすぐの所にある『大一そば」へ。
入り辛さは一級レベル。こういう店が何かある
千林商店街は今時珍しい、とても活気のある商店街で、お昼時は買い物客でたいそう賑わっている。
そんな中に50年近くこの場所で店を構えている老舗うどん店のようだ。
店内は狭く、カウンターが数席あるのみ。そして照明が暗い。まあ最近の店が明る過ぎるのだが。2階もありそうだが今は上がれない。
昼時だったので特にメニューを見ずに丼物のセットを、と思いカツ丼セットをうどんで注文。
注文はカウンター越しのおばあちゃんが取るのだが、このおばあちゃんがなかなか良い味を出している。
カツ丼とうどん。うどんは細めの大阪うどんだ
ますうどん。つゆはかつおだしが効いたタイプで、昆布だしの甘みは少ない。うどんは大阪うどんのヤワヤワ系。天かすととろろ昆布が良いバランス。
カツ丼はカツ半身ながらなかなかのボリューム。味付けはそれほど濃くないのでペロリといける。
とにかく愛嬌のあるおばあちゃんが良かった。
商店街には京街道の説明が
京街道。落ち着いた感じがやはり旧街道の雰囲気を残す
「大一そば」
カツ丼セット590円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。
昼食探訪51
ひできち、と読む。帝拳ジムが経営しているというのも異色
大学時代、出町柳から特急に乗って一眠りし、小腹が空いたらここでかき揚げそばを食べて帰った。その頃からなので、もうかれこれ30年以上通っている立ち食いうどん店だ。
ということで、昔から注文するのはだいたい肉うどんかかき揚げそばのどちらかなのだが、今日はかき揚げそば+肉トッピング、という豪華版。因みにフェスティバルホールにクラシックの演奏会を聴きに行く時は決まって肉うどん+わかめトッピング、だった。
以前よりトッピングの量が少なくなった。肉うどん+肉トッピング+肉トッピングをしてみたい。700円にもなってしまうが(笑)
そばとは言い難いモチモチした食感のそば、別メニューの丸い天ぷらとは明確に違う、上級感のある(高級感ではない)野菜の入ったかき揚げ、昆布だしの効いた甘目のつゆ。そしてトッピングされた甘辛い牛肉がさらにつゆに旨さを加える。何年も変わらない味。特に、かけつゆの味はなかなか他にはない美味さだと思う。
変わったのは値段だけ。以前に比べるとかなりの値上げとなったが、それでもまだまだ安く食べられる老舗立ち食いうどんの味。
「秀吉」
かき揚げそば400円
肉トッピング150円
再訪レベル★★
ごちそうさまでした。
夕食探訪12
今日の晩ご飯は京阪関目駅東改札からすぐの「チャンノイ タイレストラン」へ。
すぐ近くには関目商店街も。昭和レトロなアーケードが夕暮れによく似合う
お店は商店街とは別の、東側の改札を出て飲食店が並んでいる路地の中にある。
まあ、タイレストランです(笑)
緊急事態宣言下のため、残念ながら酒類の提供はなし。代わりにマンゴージュースを注文。
メニューにカオソーイがあるので食事はそれにする。
マンゴージュースは濃厚で甘い。もちろん美味い
カオソーイはチェンマイ名物の麺料理、カレーラーメン揚げそば乗せ、という感じの、一度食べるとなかなかクセになる料理だ。
ここのは揚げそばが豪快
茹で麺、揚げ麺の他に手羽元2つと少量のモヤシ。
パクチーが申し訳程度にしか入っていない。
これはいただけない。
スープの味と茹で麺は良い。しかし、揚げ麺が立体的すぎて食べにくい。あと、やはり高菜のようなものや赤玉ねぎなど、複雑な味を生み出す食材が入ってないので、ただのクリーミーなカレーラーメンになってしまっている。
もちろん、パクチーは少な過ぎる。
残念。
再度ランチで訪れて、もっと一般的な、ガパオライスやパッタイなどがどんな感じか、その時もう一度味わってみよう。
「チャンノイ タイレストラン」
カオソーイ900円
マンゴージュース300円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。
昼食探訪49
今日の昼ご飯は「花ふさ」にてそばロールとおにぎり。
おにぎりメインの写真になってしまった💦
おにぎりの、ご飯の炊き具合も握り具合も海苔の風味も、もう、完全バランス。形にも現れている。
もちろんそばロールも間違いない美味さ。
「花ふさ」
そばロール(豚)650円
おにぎり1個(みそ汁付)150円
ごちそうさまでした。
昼食探訪46・47
今日は古墳ファンの間で「いま行きたい古墳No. 1」にランキングされている今城塚古墳へ。
高槻市の辺りに大規模な古墳が集まっている、と知ったのはつい最近。しかも今城塚古墳が陵墓参考地レベルながら指定から外れているため、自由に出入りできる大王墓として有名、ということもつい最近知った。
芥川を西へ渡ると集落を外れた雰囲気を感じる
高槻駅から西国街道を西へ30分ほど歩くと、右手に木の生い茂った開けた風景が見える。今城塚古墳だ。
発掘調査の後古墳公園として整備されている
後円部より前方部を望む。左下に写っている子供からこの古墳の大きさがわかる
継体天皇の真の陵とする説が有力だが、さらに西にある太田茶臼山古墳が継体天皇陵として治定されているため、このように発掘調査され、古墳公園として整備された。
ちなみに太田茶臼山古墳は古市古墳群の誉田御廟山古墳(応神天皇陵)や市野山古墳(允恭天皇陵)、墓山古墳との相似性が指摘されているが、個人的に、この今城塚古墳は古市古墳群の軽里大塚古墳(日本武尊白鳥陵)や、百舌鳥古墳の土師ニサンザイ古墳の相似墳ではないかと睨んでいる。
復元された祭祀場。秦始皇兵馬俑のようなリアルさはないが、可愛らしいので良しとする
前方部より。造出しもしっかり復元されている。前方部の横方向の長さが後円部の直径より長いのが後期古墳の特徴
発掘された埴輪類などが展示されている立派な資料館を訪れたあと、高槻駅まで引き返す。日陰が少なくとにかく暑い。
ということで今日の昼ご飯は高槻駅前のアクトモールの外れ、歩いていて思わず足を止めた「権兵衛」へ。
周りの風景が変わっても変えない、という姿勢が感じられる外観だが、残念ながら再開発で立ち退くらしい
暑いのとバテたのとであまり考えずに瓶ビールとカツ丼を注文。1杯目のビールの美味いこと!まさに五臓六腑に沁み渡る。
カツ丼。かつおだしの効いた濃い目の味が疲れた身体にちょうど良い。
玉ねぎがやや多め。青ねぎ、おしんこと賑やかな見た目
とりあえず一息ついた。普通に乗って新大阪まで引き返す。暑いのでもう散策はしないが、やや食い足りない。
ということで、東線に乗る前に、東京からの【帰阪の儀】御用達店「浪速そば」で海鮮かき揚げそばを。
そばの味はともかく、そば・かき揚げ・つゆの三位一体感を味わうのが大事
これで腹も満ち足りた。あとは車内で昼寝をしながら帰るだけ。
「権兵衛」
カツ丼800円
瓶ビール500円
再訪レベル★
「浪速そば新大阪駅マルシェ店」
海鮮かき揚げそば500円
再訪レベル★★
ごちそうさまでした。