今日は所用で半日土曜出勤だったので、昼ご飯は普段行かないようなエリアへ行ってみる。
で、日本橋駅から文楽劇場方面へ向かい、道頓堀川を渡るとそこはディープなエリア、島之内。
この辺りは中国人や韓国人がたくさん生活しているエリアなので、自ずとそういう店が多くなる。今回行く店は「島内小館」という、いわゆるガチ中華と呼ばれる店だ。
店構えは洒落ている
時間は1時半、さすがに客はいない。女性店員がひとり所在なく座っていたがこちらの入店を認めると「你好」の声が。Googleマップのレビュー通り、日本語は通じないようだ。
店内掲示物は基本、中国語
お目当ては下調べしていた蒸丸子という肉団子料理。あとは主食として水餃子、それと瓶ビールをもらう。全て伝票に書き込んで渡すだけなので中国語が出来なくても大丈夫だ。ただ、伝票も中国語なのだがこれは写真付きのメニューで解決。
すでにこのエリア自体が駐在時代を思い出す香辛料のにおいが漂っているのだが、店内は座ってるだけで完全に駐在気分だ。
まずは水餃子。もちろん本場らしくにんにくは入っていない。黒酢の他に刻みにんにくが添えてあるのでお好みで、ということのようだ。
見た目がすでに懐かしい
黒酢につけてひと口。日本の餃子とは違う優しい味。10個も食べられるかと思ったがすいすいいける。
続いて肉団子の煮込み。これは…美味い。唐辛子が効いたスープに食感の強い肉団子、その下には豆腐が隠れていてピリ辛で肉料理なのにあっさりしている。湖南料理っぽい味付けだ。
なかなか日本にはない味付け。これは美味い
器は小ぶりなのでこちらもペロリと平らげる。
いや、美味かった。他にも酸辣粉というサンラータンのビーフンや西安のファーストフード肉夹馍(ロウジャモウ)など、試してみたい料理が目白押し。
「島内小館」
手工豚肉韭菜水饺(自家製ニラ入り水餃子)550円
蒸丸子(肉団子の煮込み)680円
瓶啤酒(瓶ビール)480円
再訪レベル★★★
ごちそうさまでした。