夕食探訪21
今日は久しぶりの演奏会。
やはりオルガン席は楽しい
聴きたかったヒンデミットの実演を堪能したあと遅めの晩ご飯、ということだが、福島駅周辺は老舗から新興まで多種多様なジャンルの、しかも人気店が目白押し。いろいろ行きたい店はあるのだが今日の気分は完全に「皿うどん」。
ということで「大洋軒」へと足を運ぶ。
看板が大通りから見えるように斜めに設置
夜9時過ぎだというのにほぼ満席、コロナ禍ではあるが金曜の晩、しかもこの界隈では超有名店なのでさもありなん、というところか。カウンター席が1つだけ空いていた。良かった。
席につくなり皿うどんと瓶ビール、と注文。
皿うどんは麺類の中でもかなりの好物で、この店は唐揚げと皿うどんが特に有名なので一度食べたいと思っていた。ちなみに唐揚げの方は経験済みだ。
カウンター両隣の客、若者だが2人とも皿うどんを食べている。30㎝はあろうかという皿の大きさに慄く。
ビールを飲んでしばらく待っていると供されたそれは、他店ならゆうに2人前はあろうかという量。一瞬「これは完食できるか?」と怯んでしまった。
写真では伝わりませんがかなりの量です
白濁した餡がすでに長崎本場風で期待大。一口食べると濃い目の豚骨味と野菜や魚介類の旨味が渾然一体となって揚げ麺に絡み、抜群に美味い。
味変で辛子やソースなども試してみたが、そのままで充分飽きずに食べ続けられる。
結構ペロリと平らげることが出来て自分でも驚いたが、自分の味覚にあっていたのだろう、腹もキツくはない。
これが790円で食えるのだから流行るはずである。
「大洋軒」
皿うどん790円
瓶ビール500円
再訪レベル★★★
ごちそうさまでした。