東京単身生活最後の昼ご飯は、老舗そば屋勝手ランキング第2位の「翁庵」へ。
そして、最後にどうしてもやりたかった、蕎麦前から蕎麦で締める、という江戸の粋を味わう。
2度目の訪問。暖簾の白さが初夏の暑さを和らげる
というわけで、時間は14時前、老舗の有名店でも流石に落ち着いている時間だろうと訪問すると、まだまだほぼ満席。しかしちょうど食べ終わりの客が出て行くタイミングでうまい具合に席が確保できそうだ。ここは前注文先払い制、蕎麦前は油揚甘辛煮、あまりに暑いので酒ではなくビール、そして名物ねぎせいろを注文。緊急事態宣言下でも11時から19時は酒の提供をしている潔さが良い。
京揚風の油揚が2枚。わさび醤油であっさりと
まずはビールと油揚。乾いた喉にサッポロ黒ラベルが沁み渡る。くぅぅ、美味い!
油揚は意外とあっさりした味付け。これはビールが進む。
油揚が残り少なくなったところでそばをお願いする。
ここのそばはかなり長い。つゆには白ねぎとイカ天の組合せ
締めのそば。細く長いそばをイカ天と白ねぎの入ったつゆに浸しズルズルッと勢いよくいただく。最後の昼餐にふさわしい美味さ。
これで思い残すことは何もない。
そばに関して、だが。
「翁庵」
ねぎせいろ850円
油揚甘辛煮400円
ビール650円
ごちそうさまでした。