食いもん礼賛〜おひとりさま食探訪日記

当たりはずれも楽しみのうち…

昼食探訪⑩

今日の昼ご飯は昭和通り沿い、秋葉原駅近くの「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。秋葉原店」へ。

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略すなら「なぜ蕎麦」「蕎麦ラー」あたりか

なかなかインパクトのある店名だ。初めてだと思わず二度見する。

初訪問ということで、一番オーソドックスと思われる肉そばの中を注文。大中小とあるが値段は同じで、中サイズは250㌘とある。

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インパクトはある。しかし…

カウンターには生卵がずらりと置いてある。味変用に無料で提供される…が、ヒビの入ったものがあったり、上下バラバラだったり。尖っている方を下にするのが基本だが…。こういうの、わかる人にはわかる。このあたり、衛生面や使用期限など、店の食材に対するスタンスに若干の不安を残す。

使う時はひび割れのない、尖った方が下になっていて、表面がザラザラしたものを使うようにしよう。

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そうこうするうちに供される。見た目の感じはいわゆる肉つけそばのそれだ。丼が深いのでかなりの量。

まずはそばを一口。硬い。というより非常にコシが強いと言った方が適切か。つゆは濃くて甘辛い。そこにラー油が入っていて、結構しっかりとつゆが麺に絡みつく。あっさりとは程遠い、ガッツリとした味。美味い。

甘辛く下味のついた肉をネギと海苔と一緒につゆに浸して食べる。これもまた美味い。

中サイズでもなかなか減らない。半分ぐらいなくなったところで天かすと生卵をつゆに投入し味変。卵を入れたことによる味の変化は乏しいかも。むしろ天かすのカリカリ感が心地良い。

最後に魚粉と蕎麦湯を入れて締める。薄めるとつゆの味がよくわかる。個人的には好きな味だ。

ということで腹一杯になって店を出たのだが、これは中毒性がある。腹が減ってる時に無性に食べたくなるかもしれない。

帰りながら味の反芻をする。やはり船場センタービルの「大名酒蔵」のうまいそばの味がよぎる…。

「なぜ蕎麦にラー油を入れるのか。秋葉原店」

 肉そば(中)900円

 再訪レベル★★

ごちそうさまでした。