今日の昼ご飯は春日通り沿い、新堀通り近くの「太白楼」へ。すぐ近くに天ぷらの「いせや」がある。
町中華がブームだし、こういう昭和の雰囲気を残す食堂自体がノスタルジックで趣深いので、大阪にいる頃も見つけては暖簾をくぐったが、こと町中華という点ではやはり東京は圧倒的だ。
それと、大阪の町中華にはなくて東京にはあるのが、
タンメン
で、「単なる野菜炒めの入った五目ラーメンみたいなもんやろ」と、触手が動かなかったのだが、いざ食べてみるとなかなか奥の深い味で、しばらく日高屋でコレばっかり食べていた時もあった。
(あとはもやしそばとうま煮。いずれトライしなければ)
この太白楼も看板に謳ってる通りタンメンが有名なのだろうとは思うが、今日はチャーハンが食べたかったのと、ネットでもチャーハンの人気が高く、チャーハン好きの俺としてはまずはこちらをトライすべき、ということで、カウンターにつくなりチャーハンと餃子を注文。
八角皿に食品サンプルと見紛うばかりのアーチを描き盛り付けられて登場。レンゲを使っての一口目にワクワクする瞬間。
硬めに炊き上げられたご飯と少なめの油で炒められた、硬派な食感。味付けはやや胡椒の主張が強いが、スープを飲んで味付けのベースがこれだとわかる。生姜の効いたストレートな味。
正直、谷中の一寸亭やアメ横の珍々軒に比べると味のふくよかさに欠けるが、町中華のチャーハンとしては全く申し分のない味。
餃子は手作り感のあるニンニクの効いた小ぶりのものが5つ。王将や満洲に慣れると物足りないが、これが町中華の餃子、という感じで美味しくいただいた。
「太白楼」
チャーハン680円
餃子350円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。