赴任して来た時からかなり気になっていた中華料理店がある。
この佇まいに素通りできる人はいないだろう。
界隈ではかなり有名な店であることはあとで知り、ネットでも出てくるので説明は省く。しかし、あまりの圧倒的ザ・昭和な存在感にできるだけ早いうちに、というか、もし行く前に閉店なんかしてしまったら自分自身のショックは大きいだろうな、と思いながらもなかなか行くことが出来ずにいた。
やっと、平日休みの良い天気の日に訪れることが出来た。かねてから決めていた半ナシゴレン+ラーメンセットを注文。
麺は界隈御用達の浅草開化楼製。
町中華の、しみじみとした変わらぬ美味さ。決して奇をてらわない、いつでも食べられる味。
だからと言って手を抜いた味というわけではなく、ラーメンのスープ一つ取ってもしっかり下ごしらえされているのだな、というのが何となくわかる。
ナシゴレンについては有名な店なので説明は省くが、ケチャップベースのピリ辛チャーハンといった感じ。
こういう店がまだまだそこかしこにあるので東京は侮れない。
「幸楽」
半ナシゴレン+ラーメンセット800円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。