夕食探訪17
諸事情あって森小路にいる。
いや、諸事情なくても平日は森小路にいるのだが、この店はその日の夕方でないとやってるかどうかわからない。
実は看板と入り口だけのハリボテではないか、と思わせる外観
会社を出て帰路の途中、駅前のこの店は今日は開いていた。
実は今までずっと気になっていた店だ。
Googleマップのレビューが最近更新されていたのを見て、自分も意を決して暖簾をくぐる。
カウンター6席ほどの、本当に小さなお店、先客はひとり。大将はかなりのご高齢と見える。
にぎりは上、中、並とある。最初なので無難に中、それと瓶ビールを注文した。
昔ながらのハケを使っての醤油。最近はなかなか見かけることはない
ビールを飲みながらしばらく待っていると提供された中にぎり一人前は9貫。これで1,000円は安い。ちなみにGoogleマップのレビューによると並は8貫、値段はなんと800円。
ランチならまだしも、夕方から開く店の値段ではない。
飾らない庶民的なビジュアルが敷居の低さを感じさせる
ビールと寿司で1,500円。回転寿司などよりはるかに満足度が高い。
長っ尻を嫌う江戸っ子の気分になって(別にここは東京ではないけど)、サッと食ってサッと出た。
大将も穏やかで初見の客にも丁寧、また仕事の帰り際に開いていたらフラッと寄ってサクッと食べて帰ろう。
「寿し吉」
にぎり中1,000円
瓶ビール500円
再訪レベル★★★
ごちそうさまでした。
昼食探訪98
諸事情あって和歌山にいる。
和歌山と言えば和歌山ラーメンだが、今日はその超有名店での昼ご飯とする。
梅雨時の1時前ぐらいだと並ばずに入れるのか、すんなりと席に通されてしまった。ちょっと拍子抜けだがラッキーだ。
食べ終えたあとの店外。一人待ち
中華そばと煮玉子を注文ししばらく待つ。店内は狭いがそれなりに工夫されていて居心地が悪いというわけでもない。
中華そば+煮玉子。特製はチャーシュー麺になる
まずはスープを一口。見た目よりあっさりで、匂いもしない。麺はやや柔らかめでスープにうまく絡む硬さのようだ。
これと言って特徴的な味ではないような気がするが、これを和歌山ラーメンのスタンダードとして、あとは各自で好みの店を探せば良いのだろう。「これが原点」、そういう主張を感じる味だった。
和歌山駅のすぐ近く、ここだけ時間が止まったような空間がある
「井出商店」
中華そば750円
味付煮玉子100円
再訪レベル★
ごちそうさまでした。
昼食探訪97
さて、生そばを食べたが物足りない。バスの時間もまだまだある。なにか軽くつまめそうなところはないか、と駅界隈を歩いてみる。
ポッポ街という昔からある商店街
かなり寂れていると思われる雰囲気
買いそびれた土産物もあるので徳島駅のエキチカへと向かう。お目当のフィッシュカツや竹ちくわはここでバスに乗る直前で買える。あとはそれまでどうするか、と思っていると土産物売り場のすぐ横がちょっとしたグルメ街になっている。
軽くつまめそうな店らしい
寿司、ステーキなどもあるがここはやはり阿波尾鶏と地ビールに目が行く。カウンターも昼時だが空いている。
お通しを取られるのが意外だった。ただキャベツも味噌も美味かった
大振りの手羽先が3つ。美味い。手はベタベタ
腹もちょうど良い具合におさまった。
「焼鳥酒蔵 より鳥」
再訪レベル★★
ごちそうさまでした。
昼食探訪95
諸事情あって徳島にいる。
昨日の昼ご飯は徳島ラーメンだ。場所はよくわからないが「やまきょう」という、地元では有名な店らしい。というのも、11時半に着いたらすでに行列が出来ており、予約をして店内に入れたのは12時過ぎだったぐらいなので。
これ以上ない、というぐらいの徳島ラーメンらしいビジュアル
食券機で注文をする。もちろんラーメンに卵と肉のトッピング。麺の茹で方は普通で。
見た目の濃さとは裏腹に、非常にマイルド。トゲトゲしさなど皆無で、細めの麺にスープが絡んで滅法美味い。
八丁味噌のようにも見えるが決して味噌ラーメンではなくて、醤油でも味噌でもない、なんとも表現できないスープの味。
出て来た時は一息ついた感じ
「中華そば やまきょう」
ラーメン(玉子+肉トッピング)850円
再訪レベル★★★
ごちそうさまでした。